OUR MIND

KAMIZAKKA は、滋賀県のいなかの印刷会社が運営しています。

印刷物を作る過程では、製品にならない紙が少なからず発生します。
テスト印刷した紙や、機械に通す際によれたり破れたりした紙(=ヤレ紙)は、委託しているリサイクル業者によって再利用されます。
そして、余った紙や切れ端の紙(=端紙)はいったん紙倉庫に戻され、次に利用される日をじっと待っています。

しかし、なかなかタイミングが合わず劣化していくものも多くありました。
劣化してしまった端紙は、ヤレ紙と同じく、リサイクル業者に回収されていきます。

印刷会社ではよくある光景ですが、やっぱり“もったいない”!


ただ捨てていた今までを見直し、利用価値を見出し、自社完結で端紙に新たな命を吹き込む。
社会に貢献するために、印刷会社の私たちだからこそできること。

KAMIZAKKA は、私たちの新しい挑戦から生まれた商品を販売しているのです。

紙倉庫には、いろんな紙が端紙として保管されています。

いろんな色の紙、白い紙、
つるつるの紙、ざらざらの紙、
大きい紙、小さい紙、
枚数もバラバラです。

紙が好きな私たちは、ひとつひとつを見て、触れて、
この紙はどんな商品として生まれ変わらせようかな、と考えます。
楽しいけれど、意外と難しいものです。

せっかくつくるなら、手に取ってくださったみなさまが、
「あ、こんなのほしかったんだよね」と笑顔になっていただけるようなものがいい。
端紙にはいろんな紙があるからこそ、
みなさまの「こんなの」がつくれるのだとわたしたちは考えています。
みなさまに喜んでいただけたなら、端紙たちの第二の人生はきっと最高に幸せです。